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8月に読んだ本まとめ [読書メーター]

今月も平岩弓枝さんを偲んで『かわせみ』月間(笑)

ちょうど先月読んだ10巻前後が筆が乗ってきたようで、心に残るいいお話ばかり。
宗太郎先生も登場して大人たちは勢ぞろいとなりました。
時代小説は基本短編てこともあるんだろうけれど上質なお話は何度でも読めますね~
そして各話の終わりがしみじみ締めくくられてるのがうれしい。

『かわせみ』の中で一番大好きな「岸和田の姫」を筆頭に源三郎、七重、東吾・るいの祝言にまつわるお話、お子達の誕生はどれも見逃せない。

特にこんなに早かったかと勘違いしてた「源三郎祝言」は通之進の細やかさに脱帽
それぞれの祝言にそれぞれの事件が起こります。

「岸和田の姫」の中で東吾の口から語らせる町方への思いはボクの制服お巡りさん好きにも通じるものがあってホントに何度読んでも落涙してしまうの。
そのほかの場所でも随時語られる町方の表現は平岩先生がきっと町方をお好きだったんだなぁって感じます。
このあたりの話を読んでると主役は東吾でなくむしろ源三郎みたいにも思えてきて、もしや先生は源さんの方が好きなのかも。。。。とか思ってしまう。

「八丁堀の湯屋」は八丁堀七不思議のひとつ「女湯の刀掛け」を知った話で、もっと軽い話かと思ってたんだけれどかなり陰惨で気分落ち込みましたw

さて源太郎や花世も産まれてこれからは子供たちの活躍が楽しみです。特に花世のお転婆ぶりがねぇ

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8月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2406
ナイス数:7

御宿かわせみ (9) 一両二分の女 (文春文庫)御宿かわせみ (9) 一両二分の女 (文春文庫)
読了日:08月03日 著者:平岩 弓枝
御宿かわせみ (10) 閻魔まいり(文春文庫)御宿かわせみ (10) 閻魔まいり(文春文庫)
読了日:08月05日 著者:平岩 弓枝
御宿かわせみ (11) 二十六夜待の殺人 (文春文庫)御宿かわせみ (11) 二十六夜待の殺人 (文春文庫)
読了日:08月08日 著者:平岩 弓枝
御宿かわせみ (12) 夜鴉おきん (文春文庫)御宿かわせみ (12) 夜鴉おきん (文春文庫)
読了日:08月11日 著者:平岩 弓枝
御宿かわせみ (13) 鬼の面 (文春文庫)御宿かわせみ (13) 鬼の面 (文春文庫)
読了日:08月14日 著者:平岩 弓枝
御宿かわせみ (14) 神かくし(文春文庫)御宿かわせみ (14) 神かくし(文春文庫)
読了日:08月18日 著者:平岩 弓枝
御宿かわせみ (15) 恋文心中 (文春文庫)御宿かわせみ (15) 恋文心中 (文春文庫)
読了日:08月21日 著者:平岩 弓枝
御宿かわせみ (16) 八丁堀の湯屋 (文春文庫)御宿かわせみ (16) 八丁堀の湯屋 (文春文庫)
読了日:08月24日 著者:平岩 弓枝
御宿かわせみ (17) 雨月 (文春文庫)御宿かわせみ (17) 雨月 (文春文庫)
読了日:08月26日 著者:平岩 弓枝

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