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3月に読んだ本まとめ [読書メーター]

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3月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2238
ナイス数:44

ストックホルムの密使(下) (新潮文庫)ストックホルムの密使(下) (新潮文庫)感想
上巻では政治・スパイ劇だったものが冒険小説に。なんだ結構楽ちんにスイスに着いちゃったじゃん?って思ったらそこからがすごかった(◎_◎;)後半はまた政治劇ぽく。それにしても陸軍の狂気には驚くばかり。後半はまた政治劇に戻って山脇が再登場。あの葛藤にはドキドキした。あそこで山脇が正直だったらとかスイスで情報が伝わっていたらどうなったんだろう?と思ってしまう。Ifは禁物ですけれどね~。四郎がどういう男かがすごく気になる。磯田曹長の最期がカッコよすぎる~。順番が目茶苦茶になったけど『ベルリン…』も読まなくちゃダ
読了日:03月13日 著者:佐々木 譲
薔薇盗人 (新潮文庫)薔薇盗人 (新潮文庫)感想
気持ちが温かくなる一冊でした。「あじさい心中」はリリィさんの写真を撮った時の情景がすっごくきれいだった。さすがベテランカメラマン。「佳人」はショートショート。コミカルで皮肉も効いてますね『ホ×』とか『イ〇ポ』とか下品~(笑)。一番のお気に入りは「ひなまつり」既視感があったんだけれどおそらく初読。クライマックスの『…一生にいっぺんだけ私のわがままを聞いてください…お父さんをください』献血の採血室で涙腺崩壊してしまったじゃない(^^;看護師さんのひと言も素敵。きっと弥生さんはいいお医者さんになったのでしょうね
読了日:03月15日 著者:浅田 次郎
氷の轍 北海道警釧路方面本部刑事第一課・大門真由 (小学館文庫)氷の轍 北海道警釧路方面本部刑事第一課・大門真由 (小学館文庫)感想
『凍原』からさほど間を置かずに読みました。ホント、やるせない。後半舞台が八戸に移ってから物語が動き出す。小百合の人物像がここで裏返る。佐知子さんが思いがけず凛として美しい。現座長のチッコさんが悪態を付きつつ劇場を守ってるのも納得。そして被害者の爺さんも最後の最後でやはり印象が逆転している。片桐警部補が前作よりなんかカッコよかった。このシリーズまた読みたいです。確かに汽車で4時間近くかかる距離なんだからだけど道東と札幌の気候の違いの描写が興味深かったなぁ
読了日:03月25日 著者:桜木 紫乃
大雪物語 (講談社文庫)大雪物語 (講談社文庫)
読了日:03月26日 著者:藤田 宜永
ヴェネツィア便り (新潮文庫)ヴェネツィア便り (新潮文庫)
読了日:03月29日 著者:北村 薫
完全無罪 (講談社文庫)完全無罪 (講談社文庫)
読了日:03月30日 著者:大門 剛明

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