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しまなみ海道サイクリング 2日目 [自転車]

しまなみ海道2日目

今日の行程 2020/10/14
大三島(宮浦~北岸・西岸)≪大三島橋≫伯方島(北岸~木浦~沖浦ビーチ~南岸)≪伯方・大島大橋≫大島(船折瀬戸~田浦峠~西岸~亀老山~西岸)≪来島海峡大橋≫糸山展望公園~今治駅
90.72km 4:38:11(経過タイム 8:01:39)
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今日は朝からいいお天気(^^)

大三島は1周すると長すぎるので西岸の中ほどにある宮浦地区から時計回りに大三島橋まで走ります。
しばらく外周道路を走った後、いったん農道に入ってみかん畑の中を走ります。もう農家さんが作業してます。
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北端を過ぎると昨日渡った多々羅大橋が朝日に映えてます。このコースはほぼフラットで快適に飛ばします!
いつもなんだけど地方の小学生たちはホント知らないボクらにも挨拶してくれる。コロナ禍の昨今どうかな?と思ったらやっぱり変わらずでした。嬉しいですね~
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大三島橋はしまなみ海道で一番古く、唯一のアーチ橋。
アーチ橋は見た目は吊橋や斜張橋と比べてシンプルな外観なんですけど、この橋は中通ると、アーチの鉄骨がなかなかアーティスティックでまたいっぱい写真撮っちゃった(笑)
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伯方島は推奨ルート走るとたったの3km。
なんでまたまた背を向けて時計回りに走ります。北岸に出ると多々羅大橋の全景が見えてこれまた感激。確かに島が一直線に並んでるわけではないのでふたつ前の橋が見えたりするのは当たり前なんですよね。
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警察署のある木浦からはまたみかんにちょっと早いけど農道に入ってみかん畑の中を走ります。木浦は路地が入り組んでてなかなかわかりづらいの。

山を降りて南岸の海岸に出るとほどなくお気に入りの沖浦ビーチ。
もうねここはいい雰囲気の海岸で1日中でも海見ていたくなります。だけどまだ先があるので先を急ぎます。とはいえほんとにいいお天気だったんで、結局1時間もいてしまいましたが。。。。(^^ゞ
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次の伯方・大島大橋は間に身近島を挟んで伯方島方が箱桁橋の伯方橋、大島方が吊橋の大島大橋。
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最後の島大島に入って、推奨ルートは島の真ん中の山越え。もちろんそれではつまらなさそうなので、さて思案。東岸・西岸どちらを通っても海岸線が気持ちいい。西岸の方がちょとアップダウン多くて走りづらいかなぁ。でも漁協のやってるレストランなんかもあったりしてそそられるけれど、今回は来島海峡大橋を見ながら走れる東岸をチョイス。

お天気も素晴らしく良いので結構な寄り道にはなってしまうけれども亀老山にも寄りたいと思います。

伯方島の船折瀬戸から続く鵜島との間の瀬戸は流れが速いので見ておきたいところ。橋を降りてすぐ東岸に回らず外周道路を少し反対方向へ。
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月齢27日で満潮の2時間前なので潮の流れのまぁ速いこと。ほとんど川のようです(◎_◎;)


北岸に出ると大三島橋とその奥に多々羅大橋の主塔が見えてきます。なんか2つの橋がいっぺんに見られて得した気分(^^)v
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田浦峠の登りは以前はすっごくきつかった気がするけれど何となく登れてしまった。昨日の白滝山といい今日はちょっと調子がいいようです(^^)この上り下り以外はほぼフラット。
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いったん海岸を離れたところで亀老山へと寄り道してみます。ここまでの行程の疲労がそこそこたまっているうえに、なかなのヒルクライムなので結構ビビりながら(笑)も、お天気良いので絶景を期待して(前回来たときは曇っててあんまりおもしろくなかった(爆))頑張ります~
推奨ルートの国道317号線を越えたあたりから登りが始まり、山頂への農道に分岐するところから激坂の始まり。サイコンの記録によるとこの分岐が標高52m、2.9kmの道のりで山頂の駐車場が標高296m。おそらく平均の斜度は湘南平と同じくらいなのだろうけれど距離はその倍かぁ(*_*)
レンタサイクルのクロスバイクと何台もすれ違うのでみっともないところは見せられないなぁ、なんて思いつつ結局山頂直下で2回も足着いちゃった。くやし~(爆)

有名サイクリングエリアに来るとたいていロードバイカーなんだけれど、しまなみ海道はレンタサイクルも充実してるし、それで地域おこししてるからチャリダーでなくても自転車に乗ってるのでクロスバイク率が高い高い。
最初に来た10年くらい前はヘルメット貸し出しはしてなかったけれど、今は自転車とセットになってるのかな?みんな被ってますね。昨日から数人ヘルメットをかごに入れちゃってる人も見受けられたのはちょっと残念。自転車乗らない人から見たら自転車用ヘルメットって確かにちょっと。。。。ってデザインだからわからなくもないんですけど。

昨日の白滝山の何倍もひぃひぃ言って山頂駐車場に到着。
途中0.5kmおきに励ましてくれた藻塩アイスを購入していざ、展望台へ!
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この展望台はあの隈研吾さんの設計で展望台としては大規模なんだけれど、景観を壊さないように構造物のほとんどは地中に埋没しています。
中に入ってみるとコンクリート打ちっぱなしで、展望台というよりおサレな美術館といった様相です。通路の端にはマットが敷いてあるのはさすがにクリートシューズのロードバイカーが多いからでしょうけれどこういう気遣いはとっても嬉しいですよね~(ボクはMTB用のシューズなので傷つける心配なしですが)

階段を登っていくといきなり来島海峡大橋の全景を見下ろします。前回曇りの時とはホンっとに様相が違って、苦労しながらも来てよかった!と疲れが吹っ飛びます。
観光案内の写真宣材とかだと夕景が素晴らしいようなんだけれど、サイクリングでは近くに宿とってないと難しいかなぁ。でも満足大満足の一瞬です。
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帰りは快適すぎるダウンヒル\(^^)/

外周道路に戻って鼻を過ぎれば今度はさっき見降ろした来島海峡大橋を今度は下から眺めて走ります。
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このままだと逆光気味なのでアプローチ道通り越して橋の向こう側にある道の駅『よしうみいきいき館』へ行って写真撮影会(笑)
ここは愛媛県のみきゃんと今治市のバリィさんが並んで迎えてくれます(^^)
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大島は島の北東の水軍博物館とここで潮流観潮船があるんで、時間が許せば乗りたいところなんだけれど今回は泣く泣く割愛。。。

来島海峡大橋はしまなみ海道最大の規模(3連の吊橋で3つ合わせて4km超。世界初の3連吊橋)で大型船も通行する航路になっているから高さも高くて、その分アプローチ道も長い長い。大島側は最後にループ橋1周、今治側は一般道も含めると2周くらいしてるので登りはともかく下りは結構面白い。
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今日も時間に余裕があるので橋の上でゆっくり。やっぱり満潮に近い時刻なので渦潮を橋の上から見ることができました。
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先の船折瀬戸といい、来島海峡といい、海賊たちがパイロットにならないと通行できないことがわかりますね。

さて四国に上陸したらこれも毎回寄ってる糸山展望台へ。売店と橋の資料館のあるレベルが展望台だとばっかり思っていたらその先10分くらい登ったところに展望台があるとのこと。。。。帰ってから知りました(^^ゞ
ここからだと若干見上げる形で展望台からでは若干見下ろすようですが、ここからでも十分すぎる眺め。望遠レンズで圧縮すると3連橋の規模が強調されます。
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一番近いJRの駅は波止浜なんだけれど普通電車しか停まらないような駅なので今治駅まで約7km。あとひと踏ん張りします。とはいっても下り基調なのでまぁらくちんです。只今の時刻14時半。特急は1時間おきにやってくるので慌てなくても夕方には今宵の宿松山には着けそうです。

快適なダウンヒルを終えるとほぼ予讃線に沿って走ります。しまなみ海道のICを過ぎると国道から離れて線路にぴったりと寄り添う道へ。
あ、踏切がカンカンやってる!慌てて道を渡りカメラを構えます。
やって来たのは松山行の特急列車。新型の8600系がやってきました(^^)v
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これで次の特急までに1時間あることが分かったので(時刻表見てない(^^;)、安心して駅へ向かいます。でもB級グルメのカツライスなんか喰ってる時間ないなぁ(>_<)

何回か来ている中で一番疲労感なく14:50今治駅に到着です。駅の中にいるバリィさんに迎えてもらいました。
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今夏駅前にサイクリングターミナルがオープンして駅のお客さんの邪魔にならずに輪行の準備ができるようになりました!
サイクリングの情報提供スペースもあるのですが無人でパンフが置いてあるだけ。せっかくの設備がもったいないなぁ。管理棟には人がいたので明日訪れる予定のとびしま海道のパンフレットないか聞いてみたら残念ながらしまなみのもの中心だとのこと。たしかにとびしま海道はほとんどが広島県だからなぁ。
でもしまなみ海道単独ほどではないにしてもセットで訪れる方もいるだろうし、むしろしまなみと違って資料少ないので、しまなみ海道に関しては2県で共同して地域おこししているのだからもうちょっとなんとかならなかったのかなぁ。

さて、しまなみ海道サイクリングは無事終了したので(カツライス喰いたかったぁ)、これから輪行して松山へ向かいます。明るいうちに松山に着けそうです。
お目当ては道後温泉。温泉宿泊まらなくても市街地のホテルに宿泊して市内電車で立派な共同浴場に向かえるのはうれしいことです。
共同浴場は朝も6時半から営業してるので『坊ちゃん』でも出てきたように朝風呂浸かってご出勤なんてできる松山の人はホント羨ましいです。市内電車が元気なのもうれしいところ。
本館は只今絶賛改装工事中でお気に入りの霊の湯は営業していなくて大衆的な神の湯で休憩なしの営業のみ(昔の玄関から入るので貴重みたいですけど)。
なので新しくできた飛鳥の湯を体験しようとおもってます。
行ってみたらあらあらがっらがらで広間の休憩室もほとんど空の状態。
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浴室と休憩室は本館の神の湯を意識した意匠でそれはそれで新しいだけに気持ちいい。浴室には立体地図のレリーフが掛かっていて後で聞いたら石鎚山だそうです。
従業員の方とお話したらやはり観光客は本館に行ってしまうとのこと。
道後の共同浴場はふろ上がりの休憩所の接待も魅力だと思ってるのでちょっと拍子抜けだったかなぁ

風呂上りは鯛めしって思ってたんですけど、宮脇俊三さんが「かまぼこになる前のどろどろをご飯にかける」料理を探し回った文章があってそのメニューがあったのでそちらをいただくことにしました。
食感はとろろのねばねばがない感じで味付けは味噌を摺込んであるので調味料いらずでいただけました。

さて、明日はとびしま海道です。

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